umitoaito 海と愛と 

打ち明けられなかったいろいろのブログ

乳がん・いよいよ入院、そして手術


あまり記憶がない

もしかするとあまりにも辛すぎて記憶を抹消しているのか、

とにかく断片的にしか記憶がないのです。

携帯の画像を見る限り、前日にホテルに泊まってゆっくり過ごしてる。

しかも自分の胸の画像をしっかり撮ってる(笑)

 

最後の晩餐的なセレモニーを独りでした様子。

そうでもしないと、虚しいというか、悲しいというか、、、

自分で自分を慰めてたんでしょうね

 

入院当日

一通りの説明と手続きを済ませて、お部屋へ

 

すべてが惰性ですね。

決められた時間があるから、行く

決められた書類があるから、書く

決められた検査があるから、受ける

食事が出てきたから、食べる

 

私はコミュニケーション不全なので(笑)お部屋は個室。

一泊なんと 3万円!!

どうしても入院している仲間たちと関わるのが苦手で。

とても2週間も耐えられないし、手術の傷よりダメージが大きいと判断しました。

 

がん保険に入ってたんで、お金に関しては無問題でした。

 

いよいよ手術の日

いやー、まさに現実逃避です。「無」の世界。

とにかく考えない。受け入れることなんて到底無理だから、、、

 

淡々と当日のやる事(と言っても当日はほぼない)を済ませ

呼ばれるまでパートナーと過ごしました。

テレビのドラマのようにベッドに寝て移動なんてしなくて

手術フロアまで徒歩(笑)手術台にも自分で上る(爆)

 

パートナーも嫌だったろうな。

励ませばいいのか、慰めればいいのか

自分も不安だし、心配だし

 

飲んじゃえ!

 

病院はダメだけど、ポケベルを持たされるので

外で過ごしてもらうことにしました。そのはずでした。

 

が、私のベッドで「終わりましたよー」とナースに起こされるまで

 

爆睡!

 

そんなもんです。

 

 

手術台に自分で上る

手術室


そうなんだー!

初めてのことなので、手術室に入ってからは興味津々。

全身麻酔は当然筋力も働かないから、重力に抗うため、

からだの形に作られた

ゼリーのような柔らかいゴムみたいなものに入ります。

 

なるほどー!

自分でフィッテングして、どんどん管がつながれていきます。

点滴も両腕、血圧や心電図の機械、、、

いよいよか

 

手術室の天井を眺めながら

ここで逃げた人いるのかな?

本当に私は胸を失うの?

どうしても?

ここまで来てもそんなことを考えてました。

 

まな板の上の鯉

絶望の中、気が付くと手術が終わっていました。

 

思い出すと涙が出るので、また後日

 

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